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フリーランスなって、もしくは独立して収入を下げたくないならばマーケットサイズを気にしよう

 国による副業推奨を大きな推進力として働き方の多様性を広げようという動きが盛んになっている。活発な人間たちは以前から活動を始めており、今回のブームを機に動いている人間たちは元々ポテンシャルは高いが動けなかった人々だ。

彼らが動きたしたキッカケはフリーランスが活躍するマーケットサイズが徐々に大きくなってきたからである。フリーランス向けの環境が揃ってきたからというのもあるが、まだまだ良い環境とは言えない。

それよりもマーケットサイズが成長しているからだ。マーケットサイズが大きければ大きいほど稼ぎやすい。単純にパイが大きいから1人あたりの取り分が増えるのだ。フリーランスが活躍するフィールドにあるマーケットのサイズが大きくなってきたから、生活していけるぐらいに稼げるフリーランスが増えているのである。

 

自分が居るマーケットのサイズや動向を理解する

 といってもまだ十分なマーケットサイズではなく、人によっては十分なスキルがあるのにも関わらず月20万も行かないなんてことがあるんじゃないだろうか。スキルがあれば食いっぱぐれないのは幻想で、自分がいるマーケットに収入を左右されることが多い。

上位10%の人間たちが安定して高い収益を上げているのはどこの世界もそうだろう。業界縮小の煽りはもちろん食らうことはあるが、どんなに業界が低迷してもトップランナーたちが路頭に迷うことは少ない。

しかし上位10%の下、残りの90%はそうもいかない。マーケットの衰退や縮小がある際、真っ先に影響が出るのはこの9割で、最も影響が強く出るのもこの9割である。これらの人は目立たぬ存在のため、顧客たちに忘れられてしまうのだ。

マーケットによってはスキルが低くてもチャンス 

 これは裏を返せばマーケット次第でスキルが低くても稼げるチャンスがあるという事でもある。マーケットサイズが大きければ1人あたりの取り分はデカくなる。また拡大傾向であれば参入して収益を伸ばせる機会だろう。

気にするべき点は参入障壁と参入者の数だ。参入障壁が高ければ参入する人間は限られ、参入者が少なければマーケットサイズの恩恵を長く大きく頂ける。自分が参入障壁をクリアできていれば飛び込むだけでモノにできるというわけだ。

「スキルが低ければいくらマーケットが良くても稼げないのでは?」と思うかもしれないがそれは心配ない。多くの日本人は「まず勉強する」から始める傾向があるが、スキルは飛び込んだ後で真剣にやれば付いてくるものである。

いくら勉強したと言っても経験からしか学べないものは多く、また経験から得られる知恵の方が重要であることは多々ある。これは投資の世界も同じく、自分の資産を動かしてみなければ理解できないことが多分にある。

優位性を見つける、そして発揮する

 とはいえ、マーケットが大きく拡大傾向にあり参入障壁が高く参入者が少ないといったブルーオーシャンは滅多にない。資本のある大企業が奪いに来るのもあるが、参入障壁はマーケットの拡大と共に技術革新によって低くなる場合が多い。

またそもそもどれぐらいの参入障壁を高いとするかも基準があるわけではない。非常に高価な器具を揃えなければいけないのを高いとするか低いとするか、これはその業種に内容によって変わってくるだろう。

トレーダーはスマホ一つを用意し口座を開いて入金すれば参入完了である。だが市場で利益を出すには高いスキルと運がいる。この参入障壁を高いとみなすか、低いとみなすか。私自身はトレーダーという仕事は参入障壁が高いと考えてる。

 

 この参入前後に存在する参入障壁に対して、自分がどれだけの優位性を持っているかを考えるのがマーケット参入のヒントになる。一眼レフを触ったことのない素人がフリーのカメラマンになるより、機材は持っていないが会社員の時に撮影の仕事をやっていた人間の方が稼げる可能性が高いのは当然のように。

この優位性は大きければ大きいほど良いが、実際はそこまで大きい優位性を持っている場合は少ないだろう。だが少しでも優位性があるならば、優位性がないマーケットよりも稼げるスキルを持てる可能性は大きくなる。また競争に置いても少しだけ有利にしてくれるだろう。

自分がいる場所から違う場所へとマーケットを横断する

 既に十分に稼げるスキルは持っているがフリーランスになった後、そのスキルで十分に稼げないぐらいのマーケットが現状という場合もあるだろう。その時は上記で解説したように新たに魅力的なマーケットを見つけるのが正解だろう。

時が経てばマーケットが育って稼げるようになるかもしれないが、まさに今この時がマーケット衰退の始まりかもしれないのだ。今のスキルは保持しつつ、新しいマーケットから金を引っ張ってくる方が得策である。

また永遠にサイズを維持し続けるマーケットは少ない。そういったマーケットは参入者が多い可能性もある。今、自分が居るマーケットが安泰かのように仕事をしていれば、マーケットが変わった時に稼げなくなってしまう可能性がある。

それを防ぐためにも新しいマーケットへ参入するのは、収益の維持と拡大を助けてくれるだろう。自分のスキル向上により既存のマーケットでの収益が上がる可能性もあるだろうし、他のプレイヤーが埋めていない「ニッチ」なマーケットを期せずして開拓できる可能性もある。

会社員ならマーケットを見極めてからでも遅くない

 フリーランスになった後、もしくは独立後の収入を気にしているのはほぼ全てが会社員の方だろう。もしフリーランスで活躍する分野が会社員時代と同業ならば、マーケットがどれぐらいなのかある程度の計算ができる。

会社の売上はマーケットからの取ってきた額、そこから経費を引き抜いてどれぐらいの利益になるのか、そして人数で割ってどれほどの手取りになるのか。全てがこの通りになるわけではないが、大体のイメージが付く。

そして自分が独立したらどれだけ効率良くマーケットから稼ぎを引っ張ってこれるのか、それがフリーランス化の優位性でもある。ここで目に見えるほどのものがあれば、フリーランスになった後の収入減少の可能性は低くなるだろう。

 

 もし同業種でフリーランスになるわけではない場合、参入する、もしくはしているマーケットの実像を掴むことは重要だ。統計データなどを活用すればすぐにマーケットサイズは測れるし、そこからの自分の実力やスキルにおける価値も測れる。

もっと良い方法は、同業社が株式を上場しているのならばそこの決算書や株主総会を見ることだ。マーケットが良い状態でも悪い状態でも、業界のことをよく知ることができる。業界に課題があればそれはあなたもいずれ直面する課題であり、利益を伸ばすヒントがそこにある。

 

 会社員がフリーランスを夢見るとツイツイ夢ばかり追ってしまうが、これからは自分1人でビジネスを回していくのだからしっかりと調査しよう。もしまだ自信が持てないのであれば今はその時期ではないということだ。

幸い、会社員はフリーランスと比較すれば非常に安定しており、精神的にもリラックスした状態で自分の時間を使える。独立に備えるため、成長と増収にフォーカスを当てて違うマーケットに参入することを考えてみよう。

また新たなビジネスを始めなくても、会社員時代だからこそ万全を期して出来ることもある。海外で稼ぐことに視野を入れて英語を習ったり、顧客獲得のためブログを始めてみたり、自分のスキルをじっくり強化できる。

臆病なのも考えものだが無鉄砲なのも考えものだ。会社員でいる時間も大切な人生の一部なのだから、今できること、やりたいことに精一杯コミットしていくべきだ。結果はどうあれ、いつか必ず活きると思えば全ては有意義になる。