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FXで1ヶ月いくら稼げるかは千差万別で同一のトレーダーはいない

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FXを副業(複業)として始めようした時に気になるのが、「1ヶ月でいくらくらい稼げるのか?」という部分だろう。新しく副業をスタートする時に目標イメージとしてどれくらい稼げるかを知っておくことは、行動のモチベーションや方向性を整える意味でも重要だ。だがことFX(為替)においては期間ごとの稼ぎというのはあまり参考にならず、目標にも何にもならないことを断言する。

レバレッジ×PIPSで計算できる

FXで利益を計算するならまず覚えて欲しいのがPIPS(ピップス)だ。PIPSとは値動きを指すポイントみたいなもので、トレーダーはある地点にポジションを建てそこから値が動いた分(PIPS)で利益や損失を出す。例えばドル円100.00円で買いのポジションを建てたし、100.10円になれば10PIPS、99.90円になれば-10PIPSというようになるわけだ。

 

1ヶ月の稼ぎを簡単に計算する際は、このPIPSにレバレッジを掛けると求められる。レバレッジ1倍で月間の獲得PIPSが100なら資産の1%を稼げる、資産が100万円なら1万円、資産が1000万円なら10万円。レバレッジ10倍×100PIPS=10%で資産100万円なら10万円、1000万円なら100万円。レバレッジが高ければ高いほど1PIPSあたりの利益が上がる。

 

ちなみに為替の世界では銀行ディーラーが年間で10%以上も利益を上げればハイパフォーマンスに値する。繰り返すがこれは月間ではなく年間でだ。つまり1ヶ月1%も利益を上げ続ければ税抜き前で12%、為替の世界からすればハイパフォーマンスである。年間20%以上の利益を上げ続けることが出来たのなら、投資の神様ウォーレン・バフェットと肩を並べることができる。

 

投資もFX(為替)の世界も同じくリスクとリターンは背中合わせ、リターンが大きければ大きいほどにリスクも大きくなり、リスクが小さければリターンも小さくなる。リスクとリターンは比例する、つまり先程の計算式はそのまま損失の想定計算にも使える。次項では大まかなトレード手法別に一般的なレバレッジ倍率を紹介しよう。

スイングトレードはレバレッジ1〜3倍

時間を長く取り市場の細かな揺れに振り回されることなく安定させるスイングトレードは、反対に1日以上から半年ぐらいまでの長い間ポジションを建てているので突発的かつ急激な変動に備えてレバレッジは低めに掛けられる。1回のトレードで100〜300PIPS取るので、レバレッジ1〜3倍×100〜300PIPSの間を仮定した場合、月間で1〜9%がベターな数字になってくる。

デイトレードはレバレッジ5〜15倍

その日にどう動いてくかの予測を立てた上でタイミングを見計らいポジションを建て、その日のうちに決済する通称「日計り」と呼ばれるのがデイトレード。1日の値動き分、それも全て取れることはまずできないのでスイングトレードよりも1トレードで取れるPIPSは少ないが、その分チャンスが増えているので月間で獲得できるPIPSはスイングトレードと比べても少なくない。こちらは掛けるレバレッジの間が広く、チャンスによっては20倍以上掛けることも珍しくないため、これといた利益率の計算は難しい。レバレッジ5〜15倍×100〜200PIPS取れるとした場合、利益率は5〜30%と間も上限も広く、1番人気のトレードスタイル。

スキャルピングはレバレッジ10〜25倍

スイングトレードやデイトレードとは違い、小さい利益で秒から分の単位で細かく決済して利益を積み立てるスキャルピングトレード。その様子アメリカ・インディアンが戦いで勝った際に相手の頭皮(スカルプ)を薄く剥ぐ習慣と似てるということでスキャルピングと呼ばれている。こちらは時間が非常に短くし少ないPIPSを取っていくのでレバレッジは非常に高く設定される。スキャルピングはトレードスキルが顕著に出るので取れるトレーダーは非常に多くのPIPSを取るが、安定性を重視して50PIPSぐらいを目安としその分をレバレッジでカバーするトレーダーもいる。レバレッジ10〜25倍×50〜400PIPSの間を仮定すると0.5〜100%、スキル次第ではとてつもない早さで稼ぐことができるトレードスタイル。

トレーダーごとによって全て違うのがFX

 このFX(為替)の世界にもセオリーと言われるものが多々存在し、ファンダメンタルズ&テクニカル分析ではセオリーを基にして値動きを予測していくが、同じセオリーを知っていてもトレーダーによって見方もポジションの建て方も全て違う。先程のトレードスタイルのように大まかな分別をすることは可能だが、基本的に細かい所が同一のトレーダーというのは存在しない。

 

まったく同じ見立てを立てていても、勝つトレーダーと負けるトレーダー、大きい利益を得るトレーダーと小さい利益を得るトレーダー、ポジションを作るトレーダーと作らないトレーダー、このように違うアクションを起こす。これはトレード経験や資産状況、人間の心理や精神状況などの細かい環境の違いで生まれてくる。同一の人生を送る人がいないように、同一のトレードをする人間はいない。

トレーダーによって1ヶ月いくら稼げるかは違う

同一のトレードをするトレーダーがいないということは、1ヶ月いくら稼げるかのモデルケースというのが定義できないということだ。先程に挙げたトレードスタイルごとの想定利益(損失)は、理論上はそうだけどまぁ絶対このようにキレイにはいかないよね、っていうのが経験者全ての感想だろう。

 

これはちょっと前に書いた環境の違いに加えて、トレーダーごとにチャンスの捉え方とリスクの管理方法が違うのが要因だ。資産が大きければ大きいほど確実性が高いチャンスでしかトレードしない、または資産が小さいからこそリスクを大きく取ってチャンスを広いに行く、考え方の違いや経験によってスタイルは同じと言えど手法が変わってくる。手法が変わればポジションの建て方も違うため、必然的に取れるPIPSも変わってくる。

 

また時間軸も変わってくるため、1ヶ月の利益が0円むしろマイナスというの珍しくない。月間で見たらマイナスだけど年間で見るとプラス、のようにトレードの時間軸でも1ヵ月の稼ぎは変わってくる。この場合は1ヶ月平均で出すと大体わかるが、年間でも違ってくるのに加えて稼ぎやすい相場と稼ぎにくい相場というのも影響してくるため、モデルケースというのは非常に出しにくい。

自分がどのようにトレードするかを知ることが大切

ひとつだけモデルケースを見つける方法が存在する。それは自分がどのようにトレードをするかを知り、実際にいくら稼げるかを試して叩き出した数値をモデルケースにするという方法だ。FXを検討している方には稼ぎがいくらになるか予想がつきにくく、参入を躊躇してしまうかもしれないがモデルケースを見つける方法はこれしか無い。FXが1ヶ月でいくら稼げるかは自分でやって試してみるしかないのだ。

 

もしかしたらあなたに才能があって毎月1%稼げるかもしれないし、1年2年負けっぱなしの期間を得てやと毎月0.5%稼げるようになるかもしれない。為替というのは個人のトレーダーから機関のトレーダー、それに銀行ディーラーなど様々なプロが集まる。そんな世界で最初から想定通りの利益を上げることは非常に難しい。だからまずは試してみて、自分を知ることが重要なのである。

複利を味方に付けるところまで視野を拡げる

しかし、自分のトレード手法を知り1ヶ月稼げるかが見えてくれば、あとは複利でどれくらい増えるかの検討できるようになり将来的なことは大体見通しがつく。投資、トレード、どちらも自分の資産を運用するものなのでこの複利を除外して考えるわけにはいかない。

 

複利をご存知無い方は少ないかもしれないが、複利とは元々ある資産に利益を足してそれを元手にまた利益を出す、これの繰り返しで利益が増えていく法則である。最初の月に資産100万円で10%の利益なら10万、その次の月で利益率10%なら資産110万円の10%なので利益は11万円、このように利益率が一定でも資産が膨らむごとに利益が増えていく、これが複利という強力な法則だ。

 

資産運用の世界は利益額ではなく利益率を重視して考える理由として、この複利の法則を前提に考える、つまり短期的に考えるのではなく長期的に考えていくら資産を増やせるのかということを重要視しているからだ。FXも資産運用なので1ヶ月でいくら稼げるかという短期的な視点だけでなく、複利で見た場合にいくら稼げるのかまで考えると現実味が増してくる。

腕が確かならハイレバレッジの海外FXも

国内のFX会社は日本の規制により2018年5月現在でレバレッジが最高25倍まで掛けられるが、海外のFXは日本国の規制が適用されないためレバレッジ800倍などのハイレバレッジを掛けることが可能だ。レバレッジ500倍なら100PIPS取ると利益率500%、つまり一気に5倍にもなる計算だ。

 

しかし裏を返せば一瞬で資産が無くなる可能性も示している。海外FXは国内のFXと違いゼロカットシステム、追証が無い制度を採用している会社が多いので借金を背負うことはないが、それでも苦労して貯めた100万が一晩で無くなったりでもしたらショックでご飯も喉を通らない。

 

なのでスキルが高いトレーダーは10万円などの少額でハイレバレッジトレードを行い、出た利益分を国内FXで運用するなどフルインベスト(全額投資)を避けて着実に資産を増やすなど賢い使い方をしている。まずは国内FXなどで自分の実力とトレードの仕方を知り、自信とリスク管理が身についたら海外FXもやってみると稼ぎ方や資産の増やし方に多様性が生まれてくるので、今のうちに視野に入れておくと良い。

FXはやってみなければわからない

 ここまで読んできてモヤモヤした感情や不安になった人も多いだろうが、FXはまずやってみないとわからない。だがそれはやってみればわかることの裏返しなので、挑戦したい気持ちがあるならまずはサクッとやってみると良い。投資やFXでの考えた方や利益の上げ方というのは通常のビジネスとは違う。副業などでは同列に語られることが多いが、そもそもビジネスと資産運用は違う世界だ。

 

FXなど資産運用の世界はやってみて始めてわかることが多い。それは人間の本能に逆らう精神の持ち方、人間の心理を逆手に取る考え方、など普段の生活やビジネスでは使わない知り用のないことばかりだからである。

 

だからまずは少額でも良いから実際にトレードし自分を知ることが大切だ。そこから複利の法則でどれぐらい増やせるのか、海外FXで勝機があるのか、自分とFXの関係性が色々と見えてくるのだ。