SUZUKI YUYAの投機術

投機で経済的成功を求める投機家が随筆する「金融・経済の多岐に渡って活用できる投機術」

写真で稼げるフォトストック大手3社を比較してみた

フォトストックを比較

私はブログと投資だけに飽き足らず、華麗なる複業を目指してもう一つの副業を探していた。この世に副業は山ほどあるがその中でもひときわ興味を惹かれたのが「フォトストック」だ。スマホやカメラでグッドな写真を撮ってアップロードし、それがダウンロードされれば報酬が入るというカメラマンな副業である。

 

惹かれた理由はズバリ、本業で撮影の業務をしているのでそのスキルを活かせるかもしれないと思ったからである。調べて見ればわかるが1ダウンロード数十円という世界で山ほどの写真を登録しないと到底稼げるような副業ではないのだが、会社員として培った技術をフル活用できるならある程度は稼げるかもしれないと思い、善は急げとフォトストック大手3社を調査し比較してみた。興味を持っている人は参考にしてほしい。

フォトストック界の大手3社

どうやらフォトストック業界というのはブームが過去に来ており、今ではもう飽和状態に近いらしい。確かに私も記事に使う画像を色んなフォトストックサイトからダウンロードしている身なので、フォトストックサイトは腐るほどあるなという印象を持っている。ちなみにこれから紹介するフォトストックサイトも既に知っていたサイトだ。

 

大手3社というのは独自調査ではあるが、業界人のブログを読み漁ってGETした情報なのである程度の信頼性はあると思う。また大手とした基準だが1番の指標として業界でのシェア数を採用している。 最後の1社に関しては日本国内のみに限った話になるが。この3社が最も報酬が高いわけではないが、物が集まる場所(シェア)に人が集まるのでこの3社に登録しておけば売りやすいだろうということで紹介する。

シャッターストック(Shutterstock) 

シャッターストック

写真素材 イラスト ベクター画像ならShutterstock・動画 音楽 背景・すべてロイヤリティフリー

  • 知名度は業界No.1
  • 世界150カ国以上で世界で最も多数の人が利用
  • 作品点数1億4000万以上(2018年度調べ)
  • 定額1枚で0.25ドル(為替変動有りだが約25円)
  • 報酬振込最低額は35ドル(こちらも変動有りだが約3500円)
  • 累計報酬獲得額でランクが上がる制度
  • アップロード審査は厳しめ

 まずは最大手の米国会社シャッターストック。2017年6月調べで作品点数が1億2500万以上を抱えており圧倒的なコンテンツ量、そして様々な国に認知されておりアクセスや会員も多種多様豊富に集まっている。フォトストック界の報酬体系は聞き慣れないものが多く、写真のサイズやライセンスによっても変わってくるので私も完璧に理解してるわけではないが、シャッターストックの報酬は定額制会員のダウンロード1回で約25円。

 

シャッターストックのメリットと言えば、大きなシェアを誇ることが1番である。先程も言ったが最も物が集まる場所に人が集まるので、とりあえずシャッターストックにフォトストックしておけば、業界で1番大きい所に商品を並べられるということになるので販売における最適化が何にもしなくてできてるということになる。

 

もう一つのメリットと言えば、累計報酬額で報酬利率が変わってくることだ。他のフォトストックサイトもランク制度があるが、月間や年間での販売数でランク付けされてくる。言い換えれば利益を上げるためにノルマがあるわけだが、シャッターストックは累計額で見てくれるのでこのノルマが非常に緩い。通常、フォトストックで稼ごうと思えば非常に長い期間コツコツやることになると思うので、そういった積立カメラマンにとってShutterstockは大きな味方になってくれる。

アドビストック(Adobe Stock) & fotolia

アドビストック

ストック写真、ロイヤリティフリーの画像、グラフィック、ベクターおよびビデオ | Adobe Stock

  • Shutterstockと並ぶ業界地位を持つ
  • 利用者数はShutterstockに次ぐ世界
  • 販売コンテンツ数は約1億点
  • Adobe Creative Cloudとの提携
  • Adobestockとfotoliaの2サイトでの販売になる
  • 最低報酬額は1点0.25クレジット(37.5円)
  • 最低振込額は50クレジット(7500円)
  • ランク制度に加え独占販売や専属販売など利率を上げやすい

次はシャッターストックと並ぶ大手アドビストック。名前からわかるようにフラッシュプレーヤーと編集ソフトで有名なアドビが展開するフォトストックサービス。2大巨頭の一社で世界展開しておりこちらもShutterstockとほぼ並んで販売力は強い。fotoliaは元々ある程度の規模があるシャッターストックサイトだったがアドビストックに買収されて現在の形となっている。提供サービスがAdobestockとfotoliaで変わってくるが、販売者はアドビストックに登録して2サイトに同時で販売する形になっている。

 

特徴としては、通常のフォトストックサービスを展開するfotoliaでの販売に加えて、Adobe Crietive Cloud内で素材としても販売するという独自のルートを切り開いていること。他のサービスは大きい屋台を開いて待つタイプであるが、こちらはAdobeのサービス内で営業をかけてくれることだ。知名度と利用者数はわずかにShutterstockよりも劣るが、その分を販売力で補完している形となっている。

 

またShutterstockとの報酬を比較する際に必ず覚えていて欲しいのが、独占販売といった契約で報酬利率を上げられるという点だ。販売の契約種類は、Shutterstockと同じ非独占販売、Adobestockのみで販売する契約を作品別に設定できる一部独占販売、自分の作品を全てAdobestockで販売する完全独占販売(専属)、の3種類になっている。もちろん、この中で1番報酬利率が高いのは完全独占販売だ。この販売契約を上手に駆使することによって他のフォトストックサイトよりも高い利益率を上げる可能性がある。

 

報酬率に関しては公式サイトにある参考画像を見てもらった方が理解しやすいだろう。またランクごとにどれくらい報酬が上がるのかもわかるので、気になっている人はぜひ見てみてほしい。

ピクスタ(PIXTA)

ピクスタ

写真素材・ストックフォト - 画像素材ならPIXTA(ピクスタ)

  • 日本のフォトストックでは最大手
  • 23万人のクリエイターからなる2500万点の作品
  • アジア、欧米などにも着々と世界展開
  • 日本独自の作品を多く抱えている
  • 完全日本語なのでサイトは使いやすい
  • 最低報酬0.25クレジット(1枚27円)
  • 単体購入されると利益が大きい
  • 最低振込額10クレジット(1080円)
  • 1年間の販売実績でランク付される
  • Adobestockと同じく専属契約がある
  • 審査は緩め

こちらは世界レベルの大手ではないが日本限定で言えば最大手のPIXTA。日本国内からの需要はもちろん、日本独自の作品を多く抱えているため海外からも需要が見込める。そのため日本国内で撮った写真などはやはり売れやすい傾向にあるので、撮影してる写真によっては世界規模のフォトストックで売るよりもこちらの方が売れやすい可能性もある。

 

利益に関して、世界レベルでは小さいので利益も上げにくいかと思いきや、単品購入される機会が多いので1ダウンロード当たりの利益は上がりやすい傾向にある。単品購入の価格は580円〜と大きい金額で売っているので、定額プランかの購入だと1ダウンロード27円だが、単品購入を含めれば高単価になりやすいフォトストックサービスなのだ。

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上記の画像は実際にPIXTAが載せているクリエイターへのロイヤリティ表。縦軸が販売実績に基づいたランク別のロイヤリティで、横軸は契約形態別のロイヤリティとなっている。Adobestockでも説明した同じ契約形態に加えて、人物専属の契約もあり、それが最も高いロイヤリティを獲得できる契約となっている。ストックフォトでよく売れる写真は、商用利用に使いやすい人物の顔などがハッキリ写っている写真なので、よく売れる写真を専門に撮る人はその分を優遇されている。

 

日本国内という安心感と言語による使いやすさ、日本で撮る写真との相性の良さ、1枚当たりの利益は上がりやすく、率を上げるためのランク制度や契約も豊富、これがPIXTAの特徴だ。気軽に始めるにはうってつけかもしれない。

この3社であればどこから始めても良い

上記の情報は各種専門サイトからかき集め、ストックフォトに精通しているサイトの情報を加味した上で決めた独断による比較だ。だが調べている内に上記3社であればどこから始めても初心者にはあまり変わらないと私は思った。理由としてはどこも報酬が大して違いはないこと、そして初心者はどれが自分にベストなのか想像も予測もつかいないこと。

 

カメラマンによってどれがベストかは変わってくる。得意としている写真などの違いで売れるサイト売れないサイトも出て来るだろうし、併売や専属などの契約形態も変わってくるだろう。真剣にやるなら他のストックフォト会社も実際に試してみて、その上で契約形態まで加味して決めるべきだろう。

 

私の個人的な考えだが、人物写真を多く撮れる環境にあるならばPIXTAで専属としてアップロードする、それ以外であれば3社とも登録して最初は併売してみる、もしくは慣れるためにもAdobestock一本に絞り上手く行きそうならそのまま専属に変える、この3つぐらいでしか入り口が変わらない気がする。

 

また今回は「写真」のみで話を進めてきたが、動画やイラストなど別のストックを作成できるのであればもっと重視する点が違ってくると思うので、写真オンリーでもじゃなくても各個人はよくサイトとにらめっこして利益を上げやすい選択をして欲しいと思う。