SUZUKI YUYAの投機術

投機で経済的成功を求める投機家が随筆する「金融・経済の多岐に渡って活用できる投機術」

スイングトレードの資金不足は両建てデイトレードで補える

スイングトレード,資金,デイトレード,両建て

初心者はスイングトレードがどういうものか理解し始めようとしたい際、まず立ちはだかる問題として「資金が少ないから利益も小さい」というものだと思う。基本的にスイングトレードは低レバレッジで行うものなので、資金が大きくないと1ヶ月の利益が1000円とか2000円とか、モチベーションを上げたり維持ができない。今回は資金が小さい初心者トレーダーに資金が小さくても十分な利益が取れる戦法、スイングトレード+両建てデイトレードの両刀使いを解説していこう。

スイングトレードは基本的に低レバレッジ

まずはスイングトレードが何故、低いレバレッジで行われるのかを説明しよう。スイングトレードとは大きなトレンドを読んで利益を取るためポジションを1日以上の期間も持つトレードだ。その反面、急激な変動でダメージを受けないようリスク管理としてレバレッジを低くかけられる。時間軸を長く取ることで上下に刻む相場のノイズに惑わされたりせずに安定したトレードができるので、初心者に最もオススメのトレード方法として知られている。

急激な変動の際のリスクを低減

少々語弊があるが、レバレッジをかけるということはリスクを増やして見込みリターンを上げることなので、リスクを減らすために見込みリターンを下げる、つまりリスク低減とも言い換えることができる。スイングトレードはポジションを持つ時間が長く、その時間が増えれば増えるほど急激な変動に遭遇する可能性、リスクが高まっていく。そのリスクがあるためにレバレッジをかけるなどの過剰なリスクは極力取らないということだ。

資金量が少ないと利益も少ない

スイングトレードは一時的な相場の動きに左右されない安定したトレード手法で、一回のトレードで100以上のPIPSを抜けるトレード手法でもあるが、低レバレッジで行われるためにハイレバレッジのデイトレードやスキャルピングよりも想定利益が小さい。これがレバレッジをかけない通常の為替取引に近いものだが、資金が小さい初心者にとって想定利益があまりにも小さすぎるため、イマイチな興が乗らないし時間と対比した際のパフォーマンスが悪い。SWAPなど着実に利益を上げることもメリットではあるが、この利益の小ささをカバーしたいと思うはずだ。

両建てデイトレードで利益を増やす

そこでスイングトレードと並行して両建てデイトレードを行うことで利益を増やす方法を提案したい。デイトレードならばスイングトレード以上のレバレッジをかけられるためトレードあたりの利益は高く、スイングトレードの利益と合算した場合に満足できる利益を出すことが出来ると思う。両建てなので通常のデイトレーダーよりもチャンスを捉えられる回数は減り、デイトレード単体で見た場合は利益が下がるがスイングトレードがメインなので合算して考えれば問題ない。

トレンドはスイングトレード、テーマはデイトレード

実際にどうやって両建てトレードしていくかをドル円で考えてみる。年内にドルの利上げが3〜4回見込まれており基本的にドル高トレンド、あなたは過去1年の経済指標から4回の利上げがされる可能性が高いと予想しロングでスイングトレードのポジションを建てる。しかし、FRB議長の発言やFOMCの会合など見て利上げ回数が3回になるのではないかと一時的に相場が弱気になることがあり、これをチャンスと見てショートでデイトレードのポジションを建てる。基本的なドル高トレンドはスイングトレードで捉え、短期的な市場テーマの移り変わりをデイトレードで捉える。今回はファンダメンタルズのみで考えたが、テクニカル分析でデイトレードを仕掛けていってもまったく構わない。

両建ては難しいがより高い利益を出すことが可能

スイングトレードに加えてデイトレードを行うので、大きなトレンドを読む力とテーマの移り変わりを掴む力の両方を求められるためにこの両建て手法はとても難しい。トレンドを読み間違えていればそもそもスイングトレードで利益を出せず、移り変わりを掴むタイミングを間違えればスイングトレードの利益を減らすことになる。だが上手にトレードできれば通常のスイングトレードとデイトレードに比べて高い利益を出すことが可能だ。チャートの値動きをより多く取っていくことになるので理論上は獲得PIPS量が多くなり比例して利益も多くなる。

両建てでリスク軽減が可能

私はどちらかというとこちらのメリットの方をオススメしたい。もしトレンドを読み間違えてもデイトレードである程度の損失をカバーすることも可能であり、一時的な変動に対して両建てすることで保険を掛けることも出来る。つまり通常であれば抱えるはずのリスクを局所ではあるが軽減することが可能なのだ。両建ては使い方が難しいものの、理解することが出来れば頼もしいリスク管理方法の1つとなるので、それを使える&覚える意味でもリスク軽減のメリットをオススメである。

スイングとデイの両建てトレード

繰り返すが両建てトレードは難しく、よく考えて行わければ何にもならないトレードを行ってしまう可能性がある。それでも低資金の初心者トレーダーには利益を伸ばすために、そして両建てによるリスク軽減で負けた際に1円でも資金の減りを防ぐためにもぜひチャレンジしてみて欲しい。初心者は負ける可能性の方が高いのは当たり前なので、それを前提として自分がどうやってトレードしていくかを考えれば今よりもずっと良いFXライフを送れるはずだ。

 

最大で1万〜5万通貨しか建てれない量の資金だとこのスイングトレードとデイトレードの両建てを行うにはキツイFX会社があるため、1通貨から細かいポジションを両建てできるFX会社などを探して試してみると良い。FX会社によっては1ポジション1万通貨以上のみ、両建ては不可能、などの細かな仕様の違いがあるため規約やQ&Aをよく見て探すように。じゃないとせっかく登録したのにできなかったという事態に陥ってしまうことは回避したい。